Ads by Google-------- -- --:--
新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサー広告
|
|
楕円関数について2007-12-16 Sun 02:59
楕円関数とは、複素平面上で二重周期を持つ有理型の関数のことをいいます。
楕円の弧長を求める際に出てくる、3次式、4次式の平方根の積分(楕円積分)が起源であり初等的に求まらないが、とても重要な関数であるので、この逆関数をヤコービの楕円関数(第1種楕円積分)と読んでいます。 どうして、3次と4次の2つあるのかというと、3次でも4次でもx=1/tとおけば dx/{x(x-a)(x-b)(x-c)}^(1/2)=-dt/{(1-at)(1-bt)(1-ct)}^(1/2) となりますから、本質的には同じものなのです。 また、5次以上の平方根の積分は、超楕円積分と呼び、その逆関数は超楕円関数と呼ばれます ちなみに、円の弧長を求める時に登場する2次式の平方根の積分は初等的に求まります。 この逆関数が、おなじみの三角関数ですね。 3次式、4次式の平方根の積分(楕円積分)も、初等的には求まらないけれども、その逆関数を三角関数みたいに決めてみよう!というのは、自然な流れではないでしょうか。。。 そうやって決められたのが、sn(エスエヌ) cn(シーエヌ) dn(ディーエヌ) 関数で sn(-u) = -sn(u) sn(2K - u) = sn(u) cn(-u) = cn(u) sn^2 + cn^2 = 1 k^2 sn^2 + dn^2 = 1 dn^2 - k^2 cn^2 = k'^2 などという、三角関数にとってもよく似た性質があります。加法定理もちゃんとあり 第1種楕円積分は K(k)=π/2{1+(1/2k)^2+(3/8k^2)^2+(5/16k^3)^2+・・・} とベキ級数展開も可能で、複素数へ拡張も出来ちゃいます。 驚くほどに、三角関数とそっくりですね。 さらに、ここからが面白いのですが、三角関数ベキ級数展開といえば、虚数を使うことにより e^iθ=Cosθ+iSinθ=Cisθと書けるのでした。 Cisθは最近アメリカの文献ではよくお目にかかるもので、e^iθと書くと指数的イメージが強いですが、周期や振幅などを議論する際など、三角関数としてのイメージを強めたい場合に よく使われます(Cosθ+iSinθと書くのがメンドクサイのかな・・・) 同じように、楕円関数でもベキ級数展開ができるのならば、指数関数と繋がるんじゃないかなと考えてみるのは、やはり自然な事でしょう。 そうして、生まれたのがテータ関数で、準二重周期を持っています。 三角関数に対応する楕円関数sn,cn,dnがヤコービの楕円関数で 指数関数に対応するのがヤコービのテータ関数というわけです。 テータ関数 θ3(z)=1+2Σq^(n^2)cos(2nπ) などを使うことにより 楕円関数を表すことが可能です。 |
この記事のコメント |
コメントの投稿 |
|
|
この記事のトラックバック |
|
| HOME |
|



